Apple AirPods

Apple信者なら、Mac、iPhoneに続くマストバイアイテムだ。

AirPodsを使い始めて1年が経つ。イヤフォンのケーブルから解放された身軽さは本当に素晴らしく気持ちがいい。AirPodsが登場するまでにもワイヤレスイヤフォンは存在していたが、AirPodsの革新性は左右独立型である点。それまでのワイヤレスイヤフォンは、左右のイヤフォンを繋ぐケーブルが存在していた。AirPodsはそのケーブルさえも取っ払った「真のワイヤレスイヤフォン」と言える。もう引っかかる線はどこにも無い。

想像してみていただきたい。ケーブルから解放された気持ちよさを。例えば、電車の中で他人のリュックにケーブルが引っかかることも、カバンの中でケーブルが絡まってしまうこともない。斜めがけバッグのベルトとケーブルが干渉してしまって、顔を上げた時にぐんっと耳が引っ張られる思いもせずに済む。AirPodsは、こうした日々の小さなストレスから解放してくれる。

さらに、AirPodsは出先だけではなく、自宅でも真価を発揮する。例えば、Macに有線でイヤフォンを繋げて作業をしているとしよう。その際、ちょっと席を立って引き出しの物を取りたい、床に落ちた物を拾いたい、はたまたトイレに行きたい時やキッチンで水を一杯飲みたい時など、「ちょっと席を立ちたい時」にAirPodsならいちいちイヤフォンを外すことなくそのまま行動することができる。これは本当にスマートの一言。動きに無駄がなく、ストレスフリー。この感動を味わうと、もう二度と有線には戻れない。

一方、AirPodsが発売されてから1年が経ち、ライバル製品も多く発売されている。その中には、AirPodsよりも音質で評判の良い製品も多く存在するため、ワイヤレスイヤフォンを選ぶ際にはAirPods以外の選択肢も含めて検討する方が良さそうだ。しかし、僕のようにMac、iPhone、iPad、AppleWatchと、Apple製品を多く使用する人にはぜひAirPodsをおすすめしたい。AirPodsとApple製品同士のシームレスな連携は本当に気持ちがいい。

そして、何よりAirPodsの魅力は「気軽」かつ「身軽」に音楽と付き合えると言うこと。AirPods以外の多くの製品は、耳栓型とも呼ばれるカナル型。重量感のあるしっかりとした音が鳴り、周囲の音を遮断するため音楽に集中したいならカナル型がベストだ。一方、AirPodsは密閉しないインナーイヤー型。装着感が軽く、耳も疲れにくい。その分、周囲の音は遮断されないため環境によっては音楽に集中しにくい。だがそれは、周囲の音や声に反応しやすいと言う利点でもある。

実は、この耳が疲れにくい点と、周囲の音に反応しやすい点も、AirPodsの大きな特徴だ。音楽の視聴スタイルが変化し、スピーカーで聴くよりもイヤフォンやヘッドフォンで音楽を聴く時間が増えている。だからこそ、気軽かつ身軽に音楽と付き合えるAirPodsは、ワイヤレスイヤフォンとして実にコンセプチュアルな製品だと言える。

AirPodsでお気に入りの音楽を聴きながら、手ぶらで身軽に街や近所を歩くのは最高に清々しい。一年が始まる気持ちのいい季節。ケーブルから解放されて、身軽なライフスタイルをはじめてみるのはいかがだろうか。